農地・土地利用の調査・許認可申請をサポートします。

農地・土地利用の調査・許認可申請をサポートします。

ホームブログ ≫ <相続した農地についての基礎知識 第8回> 相続した農... ≫

<相続した農地についての基礎知識 第8回> 相続した農地が共有名義になっているときの注意点

29438787_m (1)

「相続した農地が兄弟との共有名義になっています。」「共有名義のままでも問題ないのでしょうか?」このようなご相談をいただくことがあります。

共有名義の農地は、そのまま所有し続けることもできますが、売却や農地転用などを行う際に手続きが複雑になることがあります。

今回は、共有名義の農地で注意したいポイントについて見ていきます。

共有名義とは?

共有名義とは、一つの農地を複数人で所有している状態です。

例えば、兄弟2人で相続した場合、それぞれが2分の1ずつの持分を所有しているケースなどがこれにあたります。

共有名義で困ること

共有名義の農地では、次のような場面で問題が生じることがあります。

<売却する場合>
共有名義の農地全体を売却する場合は、原則として共有者全員が売主として売買契約を行う必要があります。
そのため、共有者の一人でも売却に応じない場合は、農地全体を売却することはできません。
<農地転用する場合>
共有名義の農地を住宅や駐車場、資材置場などへ利用するために農地転用する場合は、原則として共有者全員による共同申請が必要になります。
そのため、共有者の一人でも協力が得られない場合は、手続きを進めることが難しくなります。
<管理する場合>
草刈りや維持管理の費用負担、誰が管理するのかなどで意見が分かれ、トラブルになることもあります。
共有名義の農地を活用するには

共有名義の農地を売却したり、貸し付けたり、農地転用したりする場合は、共有者同士で十分に話し合うことが大切です。

利用方法について意見がまとまらないと、手続きが進まないことがあります。

また、共有者が亡くなり相続が繰り返されると、共有者が増えて権利関係が複雑になり、農地の活用がさらに難しくなることもあります。

次回のブログはコチラ→<相続した農地についての基礎知識 第9回>相続放棄をすると農地はどうなりますか?

ご相談はコチラ→相続した農地の相談をしたい

 

2026年07月29日 20:57