<就労継続支援B型事業所の農業の始め方⑬> 農地を買う場合と借りる場合、何が違う?
就労継続支援B型事業所で農業を始めるとき、「農地は買ったほうがいいのか、それとも借りたほうがいいのか?」と迷うことがあります。
農地は、普通の土地とは少し違います。買う場合にも、借りる場合にも、農地に関する手続きが必要になります。
農地を借りる場合
農地を借りる一番の特徴は、農地を購入するための大きな費用がかからないことです。農業を初めて行う就労継続支援B型事業所の場合、
・利用者さんがどのくらい農作業に参加できるのか
・どのくらいの広さなら管理できるのか
・作った野菜をどこで販売するのか
・農業を継続していけるのか
実際に始めてみないと分からないこともあります。
そのため、まず農地を借りて農業を始める方法もあります。
農地を買う場合
農地を購入すれば、自分たちの土地として長く農業に利用できます。ただし、「農地が売りに出ているから買える」というものではありません。
農地を農地のまま購入する場合にも、農地法に基づく手続きが必要になります。
また、法人が農地を所有する場合には、農地を借りる場合とは違う要件があります。
一般法人は「借りる」と「買う」で違う
ここは大切なところです。一般の法人でも、一定の条件を満たせば農地を借りて農業を行うことができます。
一方で、農地を所有する場合には、別の要件があります。
そのため、「借りることができる法人だから、そのまま農地を買うこともできる」とは限りません。
一般法人(株式会社や合同会社など)が農地を取得できる場合(社会福祉法人は除く)はこちら→農地所有適格法人・法人による農地取得
最初は「借りる」という方法もある
就労継続支援B型事業所で初めて農業を行う場合、最初から農地を購入すると大きな負担になることがあります。まずは管理できる広さの農地を借りて、
どのくらい作れるのか
どのくらい売れるのか
利用者さんにどんな農作業が合うのか
を確認しながら農業を続ける方法もあります。
「買う・借りる」だけで決めない
農地を選ぶときに大切なのは、買うか借りるかだけではありません。事業所から近いか、水が使えるか、車で行けるか、農具を置けるか、利用者さんと無理なく農作業を続けられるか。
こうした条件も含めて考える必要があります。
就労継続支援B型事業所で農業を始める場合には、自分たちの事業所に合った農地の使い方を考えることが大切です。
次回のブログはコチラ→<就労継続支援B型事業所の農業の始め方⑭> 農地を借りるには、どんな手続きが必要?
2026年09月28日 01:41
