<宮城版>農地転用(追認)ブログシリーズ 第3回|駐車場・資材置き場の農地転用(追認)申請の流れ

こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
今回から、農地転用(追認)ブログシリーズを書き綴っていきます。
第3回のテーマは、駐車場・資材置き場の農地転用(追認)申請の流れについてです。
前回のブログはコチラ⇒第2回|追認が必要になる駐車場・資材置き場のケース
それでは、始めていきましょう。
駐車場や資材置き場として農地を無断で利用してしまった場合、
「農地転用(追認)申請」を行わないと、最悪の場合は原状回復命令が出されることもあります。
宮城県内では、申請の基本的な流れは共通していますが、市町村ごとに細かな違いがあります。
1. 追認申請の全体の流れ
・現況の写真・地図を持参し、追認対象かどうか確認
・農振地域(農業振興地域)や都市計画区域内かどうかの調査
・公図・登記事項証明書
・現況写真(全景・周辺道路・敷地内)・平面図(駐車区画・資材置き場配置)
・賃貸契約書や利用承諾書(賃借地の場合)
・施工内容や利用開始時期の説明資料
・利用状況や工事内容を詳細に記載
・追認の場合は利用開始日や理由を明記
・追認案件は、通常より質問が多くなる傾向
・必要に応じて現地調査あり
・条件に従って利用を継続
2. 宮城県内での市町村ごとの主な違い
・大崎市:農業委員会開催日の10日前が締切
・断面図や求積図はなど求めてくる市町村あり
3. 宮城県での農地転用(追認)申請の注意ポイント
農地転用(追認)申請は通常の農地転用よりも審査が厳しく、資料も多く求められます。
宮城県内では基本の流れは同じですが、市町村ごとの締切日・必要書類が異なるため、必ず事前に農業委員会に確認しましょう。
次回
「第4回 農地転用(追認)のリスクと注意点」です。
申請が認められなかった場合の原状回復や、行政指導ついてお伝えいたします。
次回のブログはコチラ⇒第4回|農地転用(追認)のリスクと注意点
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農地転用(追認)|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山