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<宮城版>農地一時転用ブログシリーズ 第4回|申請に必要な書類と作成のコツ

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こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
今回から、<宮城版>農地一時転用ブログシリーズ を書き綴っていきます。

第4回のテーマは、申請に必要な書類と作成のコツについてです。
前回のブログはコチラ⇒第3回|市町村別・宮城県の農地一時転用手続きの流れ

それでは、始めていきましょう。

農地一時転用をスムーズに許可してもらうためには、必要な書類を正確にそろえ、審査側が判断しやすい形にすることが重要です。
この記事では、宮城県での一時転用申請に必要な書類と、その作成ポイントを解説します。

1. 基本の必要書類
宮城県での一時転用申請(農地法第4条・第5条)では、以下の書類が一般的に必要です。
※市町村によってフォーマットや追加書類が異なる場合があります。
1,許可申請書
 ・農地法第4条(自己所有地)または第5条(他人の土地を借りる)の様式
 ・利用目的・期間・原状回復方法を明記
2,位置図
 ・公図や住宅地図に対象地を赤枠で表示
 ・周辺の目印となる道路や施設も記載
3,配置図
・転用後の利用計画を縮尺付きで表示
・出入口、施設・設備の配置、舗装範囲などを明確に
4,工程表
・着工日・完了日・原状回復日を明確に
・季節や農業カレンダーに配慮した日程が望ましい
5,原状回復計画書
・利用終了後にどうやって耕作可能な状態に戻すかを具体的に記載
・土の入れ替えや整地方法も書く
6,登記事項証明書(全部事項証明書)
・土地の所有者確認のため
・3か月以内の最新のもの
7,委任状(行政書士に委任する場合)
 
2. 作成のコツ
●位置図は「誰が見ても分かる」ことが最優先
・市販地図やGoogleマップをベースに、対象地を赤枠・赤塗りで明示
・周辺の地名・目印・道路名も書き込む
●配置図は縮尺と方位を必ず入れる
・北向きの矢印(Nマーク)を必ず表示
● 工程表は現実的な期間を設定
・許可日からすぐに着工できる日程にする
・原状回復の時期は農繁期や積雪時期を避ける
●原状回復計画は「具体性」がカギ
・「元に戻す」だけでは不十分
・例:表土を30cm敷き均し、転圧後に耕作可能な状態にする
●書類は事前相談時に仮提出してチェックを受ける
・不備がある場合、締切後の修正は許可時期が1〜2か月遅れる原因になる
 
3. よくある不備と対策
不備の例 対策
図面に縮尺や方位がない 必ず記入し、見やすい位置に表示
工程表に「未定」が多い 日程は仮でも全て記入
原状回復計画が抽象的 作業内容を具体的に
登記事項証明書が古い 申請前に最新のものを取得
<注意点>
●必要書類は「形式通り」+「分かりやすさ」で審査がスムーズに進みます。
●書類不備は許可遅延の最大原因です。
●事前相談時に図面・工程表・計画書を持参し、早めにチェックを受けるのがポイントです。


次回は、「原状回復の方法と完了報告の注意点」を解説します。

次回のブログはコチラ⇒第5回|原状回復の方法と完了報告の注意点

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農地一時転用|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山

2025年08月14日 22:52

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