資材置き場・駐車場の農地転用許可申請手続きのご相談&申請 お気軽にお問い合わせください。

資材置き場・駐車場の農地転用許可申請手続きのご相談&申請 お気軽にお問い合わせください。

ホームブログ ≫ <宮城版>農地一時転用ブログシリーズ 第3回|市町村別... ≫

<宮城版>農地一時転用ブログシリーズ 第3回|市町村別・宮城県の農地一時転用手続きの流れ

31622211_m (1)

こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
今回から、<宮城版>農地一時転用ブログシリーズ を書き綴っていきます。

第3回のテーマは、市町村別・宮城県の農地一時転用手続きの流れついてです。
前回のブログはコチラ⇒第2回|宮城県で一時転用が必要になるケースと不要なケース

それでは、始めていきましょう。

宮城県で農地を一時転用する場合、手続きの基本は同じですが、市町村ごとに申請受付日・締切・必要書類に違いがあります。
この記事では、宮城県の一般的な流れと、主要市町村の例を紹介します。

宮城県全体の基本フロー
1,事前相談
 ・市町村の農業委員会事務局で、利用目的・期間・場所・所有者情報を伝えて相談します。
 ・都市計画区域の区分や農振除外の必要性もここで確認します。
2,申請書類の作成・提出
 ・農地法第4条(自分の農地を転用)または第5条(他人の農地を借りて転用)の申請書
 ・添付書類:位置図、平面図、工程表、原状回復計画書、登記事項証明書など
3,農業委員会の審査
 ・現地調査と書類審査を行い、意見を添えて県知事へ送付
4,県知事許可(市街化調整区域の場合)
 ・許可書が交付されてから工事・利用開始
5,利用終了後の原状回復・完了報告
 ・耕作可能な状態に戻し、完了報告書を提出
市町村別・申請スケジュール例

※日程は一例であり、年度や市町村によって変更があります。必ず最新情報をご確認ください。

登米市
・締切日:毎月10日頃
・許可時期:翌月または翌々月初旬
・特徴:申請書の事前チェックが厳密。図面の精度を求められる傾向あり。
大崎市
・締切日:毎月10日頃
・許可時期:翌月下旬
・特徴:農振除外の案件が多く、除外手続きと同時進行が必要なケースが多い。
名取市
・締切日:毎月5日頃
・許可時期:翌月下旬
・特徴:令和6年度から6ヶ月ごとの進捗報告が義務化。
利府町
・締切日:毎月10日頃
・許可時期:翌月下旬
・特徴:原状回復計画の具体性(復元方法・耕作可能状態)が重視される。
 
市街化区域と市街化調整区域の違い

・市街化区域内
→ 農地法の「届出」で済むことが多く、県知事許可は不要

・市街化調整区域
→ 県知事許可が必要(農業委員会の意見を経て申請)

宮城県でのスムーズな申請のコツ

・余裕をもったスケジュール
→ 農振除外が必要な場合は半年〜1年かかることも

・事前相談の時点で図面を持参
→ 修正が必要な場合でも早期に対応できる

・契約期間と許可期間を一致させる
→ 許可が切れると再申請が必要になる

・宮城県の一時転用手続きは市町村ごとに締切や特徴が異なります。
・都市計画区域区分と農振除外の有無で手続きルートが変わります。
・早めの事前相談と資料準備が成功のカギです。


次回は、「申請に必要な書類と作成のコツ」をお伝えします。
次回のブログはコチラ⇒第4回|申請に必要な書類と作成のコツ

お問い合わせ・ご相談予約はコチラ⇒お問い合わせフォーム
農地一時転用|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山

2025年08月14日 17:12

行政書士事務所

ライフ法務プランニング

〒989-6436
宮城県大崎市岩出山
字二ノ構143番地

0229-87-3434

電話受付/9:30~17:30
水曜・日曜・祝日定休

モバイルサイト

行政書士事務所ライフ法務プランニングスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら