<就労継続支援B型事業所の農業の始め方⑨>農地付き空き家を活用できる?
就労継続支援B型事業所で農業を始める場所を探していると、農地が付いた空き家が見つかることがあります。
「建物も農地もあるなら、ここで農業を始められるのでは?」と思うかもしれません。農地付き空き家は、農業と作業場所を一緒に確保できる可能性があります。
ただし、空き家と農地では確認する内容が違います。
農地付き空き家のメリット
農地付き空き家には、・建物と農地を一緒に確保できる
・農地の近くに作業場所を作れる
・農具や資材を保管できる
・収穫した野菜の選別や袋詰めができる
などのメリットがあります。
農地と作業場所が離れていると移動が必要になりますが、同じ場所にあれば農作業もしやすくなります。
空き家があれば、そのまま使えるとは限らない
ここで注意したいのが建物です。一般の住宅として使われていた空き家を、就労継続支援B型事業所や農業の作業場所として利用する場合、そのまま使えるとは限りません。
建物の使い方が変わるため、建築や消防、都市計画などの確認が必要になる場合があります。
そのため、物件を借りたり購入したりする前に、予定している使い方ができる建物なのかを確認することが大切です。
農地にも確認が必要
空き家に農地が付いていても、建物と一緒に自由に使えるとは限りません。農地には農地に関するルールがあります。
就労継続支援B型事業所が農地を借りたり取得したりする場合には、農業委員会への手続きなどが必要になることがあります。
「空き家を使えるか」と「農地を使えるか」は分けて確認する。
ここが大切なポイントです。
空き家バンクで探す方法もある
市町村の空き家バンクを見ると、農地や畑が付いた空き家が掲載されていることがあります。農業を始める場所を探すときには、不動産会社だけでなく、地域の空き家バンクを確認する方法もあります。
ただし、気になる物件が見つかっても、すぐに契約するのではなく、
「就労継続支援B型事業所として使えるのか」
「農業の作業場所として使えるのか」
「付いている農地を利用できるのか」
を確認してから進めることが大切です。
農地と建物をセットで考える
就労継続支援B型事業所で農業を行う場合、必要なのは畑だけとは限りません。農具を置く場所、休憩する場所、収穫した野菜を選別・袋詰めする場所なども必要になります。
そのため、農地付き空き家は、農業を始めるための選択肢の一つになります。
大切なのは、「農地があるから」「空き家が安いから」だけで決めず、実際に予定している使い方ができる物件なのかを契約前に確認することです。
次回のブログはコチラ→<就労継続支援B型事業所の農業の始め方⑩> 空き家を就労継続支援B型事業所として使える?
2026年09月28日 00:00
