農地の手続き、農地・空き家を活用した福祉事業、市街化調整区域の調査、相続前や親の施設入所後の実家・農地の整理をサポートします。

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<農業を始める前に考えること①> 就労継続支援B型事業所で農業を始めたい。最初に何を考えればいい?

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「利用者さんの仕事として、農業を取り入れてみたい」就労継続支援B型事業所で、そんなことを考えている事業者さんもいるのではないでしょうか。
野菜を育てたり、収穫したり、選別したり、農業にはいろいろな作業があるので、利用者さんの仕事づくりとして考えると、可能性はありそうです。
そこで、「まず農地を探してみよう」となりそうですが、私はその前に考えておいた方がいいことがあると思います。

農地を探すことが最初ではない?
例えば、ちょうどいい農地が見つかったとします。
「広さも十分。事業所からも近い。ここならできそうだ」
でも、そのあとで、
「何を作ればいいんだろう?」
「農業をやったことがないけど大丈夫かな?」
「農機具はどこまで必要なんだろう?」
「利用者さんには、どんな作業をしてもらおう?」
そして、もっと大きな問題があります。
「作った野菜を、誰が買ってくれるんだろう?」
農地を借りることだけを先に決めてしまうと、こうした問題が後から出てくるかもしれません。
「作る」だけではなく「仕事にする」ことを考える
就労継続支援B型事業所で農業をするのであれば、単に野菜を育てるだけではなく、利用者さんの仕事として、どう成り立たせるかという視点も大切になります。
例えば農業には、種をまく、苗を植える、水をやる、草を取る、収穫する、野菜を選別する――
いろいろな作業があります。
利用者さんによって、できる作業も違ってくるでしょう。
さらに、収穫した野菜を販売するのであれば、販売先についても考えなければなりません。
・直売所なのか
・道の駅なのか
・スーパーなのか
・飲食店なのか
・地域の人に直接販売するのか
「作ってから売るところを探そう」ではなく、農業を始める前から販売先まで考えておくということです。
自分たちで野菜を作るだけが農業の仕事ではない

もう一つ考えられるのが、地域の農家との連携です。
自分たちで農地を借りて野菜を作る方法だけでなく、地域の農家から農作業の一部を受けるという方法も考えられます。
例えば、収穫後の野菜の選別などです。
そうすると、自分たちで野菜を作って販売する仕事と、地域の農家から受ける仕事という二つの方向が見えてきます。
もちろん、実際にどのような仕事を受けられるのか、地域の農家に需要があるのか、福祉事業所としてどのような形で行うのかなどは、具体的に確認していく必要があります。

空き家と農地を一緒に使う方法も考えられる
農業を始めるのであれば、農地だけではなく、その近くにある空き家を活用する方法も考えられます。
例えば、空き家を事業所や作業場所として利用し、その近くの農地で農作業を行う形です。
ただし、
「空き家があるからB型事業所として使える」
「農地があるからすぐ借りられる」
というわけではありません。
福祉事業所としての手続き、農地を利用するための手続きなど、それぞれ確認しなければならないことがあります。
ですから、空き家や農地を見つけても、契約する前の確認が大切になってきます。
まずは全体を考えてみる

就労継続支援B型事業所で農業を始めようと思ったら、私は最初に、「どこの農地を借りるか」よりも、「どんな農業の形にしたいのか」を考えるところから始めてもいいのではないかと思います。

何を作るのか、利用者さんにどんな仕事をしてもらうのか、誰に売るのか、地域の農家から仕事を受けることはできないか。空き家を作業場所として利用できないかそして、そのためにはどんな手続きが必要なのか、一つずつ整理していけば、農業を始める前に確認しておくことが見えてきます。

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2026年09月23日 02:52