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<初心者向け 市街化調整区域⑩>農家住宅なら一般住宅に変更できるの?

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これまで、農家住宅について見てきました。ここで一番気になるのが、「農家住宅を一般住宅として使うことはできるの?」ということだと思います。

結論からいうと、一般住宅として利用できる場合はあります。ただし、農家住宅なら、どの住宅でも一般住宅に変更できるわけではありません。
まず、その農家住宅について調査します
市街化調整区域では、「農家住宅だから、この手続きをすれば一般住宅にできます」と簡単に判断できるものではありません。
まず、
・いつ建てられたのか
・どのような経緯で建てられたのか
・農家住宅として適法に建てられたものなのか
・これまでどのように利用されてきたのか
などを調査します。
そのうえで、一般住宅への用途変更ができるのかを調べていきます。
宮城県では?
仙台市を除く宮城県では、宮城県の開発許可制度の基準に基づいて調査します。
農家住宅を一般住宅として利用したい場合でも、その住宅の状況や建築された経緯などによって取扱いが変わることがあります。

そのため、「農家住宅なら一般住宅に変更できます」とは一律にいえません。
土地や建物の資料、これまでの経緯などを調査したうえで、個別に判断していくことになります。
市街化調整区域内の立地について - 宮城県公式ウェブサイト
仙台市では?
仙台市にも、市街化調整区域の農家住宅を一般の人が住宅として利用できるようにするための基準があります。
現在の仙台市では、適法に建築され、20年以上適正に利用された農林漁業用住宅について、一定の要件を満たす場合、都市計画法の許可を受けて用途変更できる制度があります。

ただし、「20年経っていれば必ず変更できる」という意味ではありません。
敷地や建物などについても要件がありますので、実際に対象になるかどうかは調査が必要です。
市街化調整区域における住宅の利用に関する制限緩和|仙台市
宮城県と仙台市を同じに考えない
ここは大切です。
市街化調整区域だからといって、宮城県と仙台市でまったく同じ基準が使われているわけではありません。
そのため、「仙台市ではできたから、宮城県内の別の市町でもできる」とは限りません。
反対も同じです。
まず、その住宅がある地域の基準を調べることが大切です。
「できる・できない」の前に調査
農家住宅を一般住宅として使いたい場合は、「農家住宅だから無理」と最初から諦める必要はありません。
反対に、「一般住宅に変更できるだろう」と考えて、そのまま購入を進めるのも注意が必要です。

まず、
・「この建物は本当に農家住宅なのか?」
・「どのような経緯で建てられたのか?」
・「一般住宅への用途変更の対象になるのか?」
を調査することが大切です。

市街化調整区域では、できるかどうかを決める前に、まず土地と建物を調査する。
ここが大切なポイントです。

次回のブログはコチラ→<初心者向け 市街化調整区域⑪>農家になれば農家住宅に住めるの?
ご相談はコチラ→市街化調整区域の住宅を一般住宅として利用したい
2026年09月01日 13:05

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