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<農地に家を建てる場合の手順(一戸建て編)⑥> 田んぼ・畑の一部だけに家を建てたい!どこまで農地転用するの?

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「親が持っている大きな畑の一部に家を建てたい」このような相談を受けることがあります。
例えば、2,000㎡の畑があったとします。
その全部を住宅の敷地にするのではなく、500㎡くらいを使って家を建てたい。
残りは、これまでどおり畑として使いたい。

このような場合、どこまで農地転用すればいいのでしょうか?
畑全部を農地転用する必要があるの?
一筆の農地の一部だけを、農地転用の対象とすることはあります。
例えば、
2,000㎡の畑

500㎡ 住宅敷地として利用
1,500㎡ 農地として利用という計画です。

ただし、「家を建てるから、とりあえず畑全部を宅地にしておこう」という考え方ではありません。
住宅として実際にどのくらいの土地が必要なのかを考えて、転用する範囲を決めていきます。
家が建つ部分だけ農地転用すればいい?
ここも注意が必要です。
住宅を建てる場合、使うのは建物が建つ場所だけではありません。
例えば、
駐車スペース

住宅へ入るための通路
排水施設など
住宅として利用するために必要になる部分があります。
そのため、「建物が建つところだけ農地転用すればいい」と単純に考えるのではなく、住宅敷地として実際に利用する範囲を考える必要があります。
逆に、広ければ広いほどいいわけでもありません
「せっかく農地転用するなら、広めに宅地にしておこう」と思うかもしれません。
しかし、農地転用では、住宅を建てる目的に対して転用する面積が適切かという点も確認されます。
例えば、
住宅
駐車スペース

通路
などを考えて、どのくらいの面積が必要なのかを整理します。
つまり、「持っている畑のうち、どの範囲を住宅として使う必要があるのか」を考えることが大切です。
住宅の配置を考えてみよう
例えば、2,000㎡の畑の一部を住宅敷地にするとします。
まず、
ここに家を建てる
ここを駐車場にする
ここから車が出入りする
雨水や生活排水はこの方向へ流す
といった住宅の配置を考えます。
そうすると、「住宅敷地として、このくらいの範囲が必要そうだ」ということが見えてきます。
農地転用では、このような土地の利用方法を図面などで示していくことになります。
残す農地のことも考える
住宅敷地だけを考えればいいわけではありません。
残った農地を、これからも農地として利用するのであれば、
・農機具が入れるか
・農地へ行くための通路があるか
・農業用水や排水に支障がないか
なども考えておく必要があります。
例えば、畑の真ん中だけを住宅敷地にしてしまい、残った農地へ農機具が入れなくなったという計画では困ります。
住宅をどこに配置するかを考えるときには、「残った農地をこれからどう使うのか」も一緒に考えることが大切です。
まず住宅として使う範囲を考える
大きな田んぼや畑の一部に家を建てたい場合には、
いきなり、
「500㎡くらい農地転用したい」と面積だけを決めるのではなく、
どこに家を建てるのか

駐車場や庭はどこにするのか

道路からどう入るのか

排水はどうするのか

残った農地をどう利用するのか

という順番で考えていくと分かりやすくなります。
そのうえで、住宅として本当に必要になる範囲を整理していきます。
今回覚えておきたいこと
① 大きな農地の一部だけを転用するケースもある
② 建物が建つ部分だけではなく、住宅として実際に利用する範囲を考える
③ 必要以上に広い面積を転用すればいいわけではない
④ 農地として残す部分の利用にも支障がないように考える
⑤ 測量・分筆の必要性や時期は、具体的な計画を確認して判断する

「親の畑の一部に家を建てたい」という場合には、まずどの部分を住宅として使い、どの部分を農地として残すのかを整理することが大切です。

次回のブログはコチラ→<農地に家を建てる場合の手順(一戸建て編)⑦> 農地転用できれば家を建てられる?道路・接道を確認
ご相談はコチラ→農地転用(農地法4条・5条)

2026年08月30日 19:17

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