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<よくある相談(無断転用編)⑧> 無断転用で罰金や逮捕になることはあるの?

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農業委員会から無断転用を指摘されると、「罰金を払うことになるの?」「逮捕されることもあるの?」と心配になる方もいると思います。
結論からいうと、農地の無断転用には罰則が定められています。ただし、「無断転用が見つかったら、すぐに逮捕される」ということではありません。
 
無断転用にはどのような罰則があるの?
農地を転用する場合には、原則として農地法による許可が必要です。
必要な許可を受けずに農地を転用した場合などには、農地法に罰則が定められています。
違反転用については、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金が科される場合があります。
法人の場合には、1億円以下の罰金が科される場合があります。
「知らなかったから大丈夫」「昔から使っているから大丈夫」とは限らないので注意が必要です。
無断転用が見つかったら、すぐ罰金になるの?
ここは誤解しないようにしましょう。
農林水産省が示している違反転用への一般的な対応では、農業委員会が違反転用を発見した場合、まず事案を調査し、期間を定めて是正するよう指導します。
それでも是正指導に従わない場合には、工事その他の行為の停止などについて書面による勧告が行われることがあります。
さらに、勧告にも従わない場合には、原状回復命令などの行政処分につながる場合があります。
一方で、悪質な事案については、告発が検討され、罰則が適用される場合があります。
そのため、「無断転用が見つかった=その場で300万円の罰金」というわけではありません。
では、逮捕されることはあるの?
農地法に拘禁刑を含む刑事罰が定められている以上、違反転用が刑事事件として扱われる可能性はあります。
ただし、「農業委員会から無断転用の通知が届いた=逮捕される」ということではありません。
農林水産省が示している一般的な対応でも、是正指導や勧告などの段階があり、悪質な事案について告発が行われる場合があります。
ですから、通知が届いた段階で必要以上に怖がるのではなく、そのまま放置せずに対応することが大切です。
原状回復命令を無視した場合にも罰則があります
さらに注意したいのが、原状回復命令などを受けた後です。
違反転用について原状回復などを命じられ、その命令に違反した場合についても罰則が定められています。
そのため、「農業委員会から何度言われても、そのままにしておけばいい」という問題ではありません。
無断転用を指摘された段階で、現在の利用について農地転用の手続きを進められるのか、それとも原状回復が必要なのかを確認することが大切です。
「知らなかった」で終わらせず、早めに対応しましょう
実際には、「農地転用が必要だとは知らなかった」「親の代からこの状態だった」という無断転用もあります。
農林水産省も、違反転用の多くは、農地所有者や転用事業者が農地転用許可制度を認識していなかったことが原因としています。
しかし、無断転用だと分かった後も、そのままにしてよいということではありません。
特に農業委員会から是正を求める通知が届いている場合には、通知に記載された期限を確認し、早めに対応することが大切です。
無断転用を指摘されたら、まずご相談ください
「罰金になるのでは?」「原状回復しなければならないの?」と不安になっても、まず確認するのは現在の土地の状況です。

当事務所では、農業委員会から届いた通知や土地の利用状況を確認し、農業委員会への事前相談から、必要に応じた農地転用の手続きまでサポートしています。
「農業委員会から無断転用を指摘された」
「通知が届いたけれど、どう対応すればいいか分からない」
「今から農地転用できるのか確認したい」
このような場合は、通知をそのままにせず、早めにご相談ください。

次回のブログはコチラ→<よくある相談(無断転用編)⑨> 相続した土地を調べたら無断転用でした。どうすればいい?
ご相談はコチラ→無断転用(追認申請)

 
2026年08月25日 00:46

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