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<よくある相談(無断転用編)⑨> 相続した土地を調べたら無断転用でした。どうすればいい?

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親が亡くなり、土地を相続した土地について調べてみると、「登記は畑なのに、現地は駐車場になっている」「農地に倉庫が建っている」ということがあります。
さらに調べてみたら、農地転用の手続きが確認できなかった。
このように、相続をきっかけに無断転用だったことが分かるケースがあります。
まず過去の農地転用を確認します
登記上の地目が「田」や「畑」で、現在は農地以外に使われているからといって、それだけで無断転用と決めることはできません。
親や祖父母が過去に農地転用の許可を受けたり、届出をしたりしている可能性があるからです。

まずは、「過去に農地転用の手続きがされていないか」を確認します。
その結果、必要な農地転用の許可や届出をしないまま農地以外に利用されていることが分かれば、無断転用として今後の対応を考えることになります。
「自分がやったことではない」場合は?
相続した方からすると、「自分が駐車場にしたわけではない」「親が建てた倉庫なので、当時のことは分からない」ということもあります。
何十年も前のことであれば、いつ、誰が、どのような経緯で現在の状態にしたのか分からないこともあります。
そのような場合は、分からないことを推測で決めるのではなく、残っている資料や行政の記録、家族から聞き取れる内容などから、分かる範囲で経緯を整理していきます。
相続しただけで、農地転用が認められるわけではありません
ここも大切です。
「親の代からこの状態だったから、このまま使える」とは限りません。
今後も駐車場や資材置場などとして利用したいのであれば、現在の利用について農地転用が認められる可能性があるのかを確認する必要があります。
無断転用を後から手続きする場合でも、申請すれば必ず認められるわけではありません。
農地の場所や農地区分、転用目的、周辺農地への影響などを確認したうえで、農地転用の手続きを進められるのかを確認します。
建物がある場合は、農地法だけではありません
相続した農地に住宅や倉庫などの建物が建っている場合は、さらに注意が必要です。
農地転用の手続きだけではなく、土地の場所や建物の状況によっては、都市計画法や建築基準法についても確認が必要になる場合があります。

特に市街化調整区域に建物がある場合には、「都市計画法上、この建物はどのような扱いで建てられたのか」について確認する必要があります。
また、建築確認が必要だった建物については、必要な手続きが行われていたのかも確認します。

つまり、「農地転用を追認できれば、建物もそのまま使える」とは限りません。
土地と建物を分けて、それぞれ必要な確認をすることが大切です。
農地を相続した場合には届出もあります
農地を相続によって取得した場合には、農地法第3条の3に基づき、その農地がある市町村の農業委員会への届出が必要です。
これは農地転用の手続きとは別のものです。
また、土地を相続した場合には相続登記も必要になります。
そのため、「相続の手続き」「無断転用をどうするのか」は分けて整理していくことが大切です。
相続して初めて分かった無断転用もご相談ください
親や祖父母が所有していた土地では、「農地転用したのか分からない」、「いつから駐車場になったのか分からない」、「昔から建物があるけれど、書類が何も残っていない」ということがあります。そのような場合でも、まず過去の農地転用の手続きや現在の土地の状況を確認するところから始めます。

当事務所では、相続した農地について、過去の農地転用手続きの確認、現在の利用状況の整理、農業委員会への事前相談から、必要に応じた農地転用の手続きまでサポートしています。
・「相続した土地が無断転用になっていた」
・「親の代のことなので、どうなっているのか分からない」
・「このまま駐車場や建物の敷地として使えるのか確認したい」

このような場合は、そのままにせず、まずご相談ください。

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2026年08月25日 01:01

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