農地・市街化調整区域・実家に関するお悩みについて、調査から必要な手続きまでサポートします。

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<よくある相談(無断転用編)③> 親の代から農地に建物が建っています。どうすればいい?

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「相続した土地を調べたら、登記は畑なのに建物が建っていました」「建物は父親が建てたものなので、詳しいことは分かりません」このようなケースがあります。

本人からすると、「自分が建てたわけではないから、大丈夫なのでは?」と思うかもしれません。

しかし、そのままにする前に一度確認した方がよいでしょう。
特に農地に建物が建っている場合は、農地転用だけ確認すれば終わりとは限りません。
まず農地転用の手続きを確認します
農地に住宅や倉庫などの建物を建て、その敷地として利用することは、原則として農地転用にあたります。
まず、「建物を建てた当時、農地転用の許可や届出がされていたのか」を確認します。
親や祖父母が手続きをしていても、家族がそのことを知らない場合があります。
そのため、「登記が畑なのに建物が建っている=無断転用」とすぐに判断するのではなく、過去の農地転用の手続きについて調べることが大切です。
農地転用をしていなかったら?
確認した結果、必要な農地転用の手続きをしないまま建物が建てられていたことが分かった場合には、無断転用として対応を検討します。
ここで、「では、今から農地転用の申請をすればいい」と考えるのは少し早いです。
現在の建物をそのまま残すことを前提として農地転用が認められるのか、まず確認する必要があります。
そして建物があるケースでは、もう一つ大切な確認があります。
建物がある場合は「農地法以外」も確認します
たとえば、その土地が市街化調整区域にある場合です。
市街化調整区域では、建物を建てることについて都市計画法上の制限があります。

そのため、「この建物は都市計画法上、どのような扱いで建てられたのか」についても確認する必要があります。
ただし、市街化調整区域だからといって、すべての建物に都市計画法上の許可が必要だったとは限りません。
建物の用途や建築された時期などを確認し、当時どのような手続きが必要だったのかを調べます。
建築確認についても確認が必要です
さらに、建築基準法についても確認します。
建物を建てた当時、「建築確認が必要な建物だったのか」そして、必要だった場合には、「実際に建築確認を受けていたのか」を確認します。
古い建物の場合、「親が建てたので、確認済証などの書類がどこにあるのか分からない」ということも珍しくありません。
書類が見つからないからといって、すぐに建築確認を受けていなかったと判断することもできません。
まずは行政庁などに記録が残っていないか確認していきます。
親の代のことだから分からない、という段階でもご相談ください
何十年も前に親や祖父母が建てた建物では、
「いつ建てたのか分からない」
「農地転用したのか分からない」
「建築確認の書類も見つからない」
ということがあります。
だからこそ、いきなり追認申請をするのではなく、まず過去の手続きや現在の土地・建物の状況を確認します。

当事務所では、農地転用の手続きだけではなく、土地や建物の状況を整理し、農地法・都市計画法など、どのような確認が必要なのかを調査したうえで、手続きを進めていきます。
「親の代から農地に建物が建っている」
「農地転用をしたのか分からない」
「農業委員会から無断転用を指摘された」このような場合は、分かる範囲の資料をお持ちのうえ、まずはご相談ください。

次回のブログはコチラ→<よくある相談(無断転用編)④> 農地に砂利を敷いて資材置場にしました。これも無断転用?
ご相談はコチラ→無断転用(追認申請)
2026年08月23日 13:45

行政書士事務所

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