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<空き家の基礎知識②>空き家をそのままにすると、どうなる?

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実家が空き家になった。
でも、すぐに困るわけではありません。

雨漏りしているわけでもない。
家が傾いているわけでもない。
近所から苦情が来ているわけでもない。

「まあ、そのうち考えればいいか」となりがちです。

実際、空き家になったからといって、次の日から何か問題が起きるわけではありません。ところが半年、1年、2年と経ってくると、少しずつ様子が変わってきます。
最初に元気になるのは、だいたい草です
人が住まなくなっても、草は元気です。
春になれば生えてきて、夏になれば、「こんなに伸びる?」というくらい伸びます。
庭木も同じです。

久しぶりに実家へ行ったら、玄関まで草だらけ、車を停める場所まで草だらけ、隣の家まで枝が伸びている。
こんなこともあります。
家の中より先に、外が大変なことになっているかもしれません。
郵便受けもいっぱいになる
空き家でも郵便物やチラシは届きます。
最初は数枚だったものが、だんだん増えてきます。

郵便受けからチラシがはみ出していると、「この家、誰も住んでいないな」と外から見ても分かるようになります。
長期間留守にする場合は、郵便物についても確認しておいた方がよいでしょう。
家は、人が住まなくなると傷みやすい
人が住んでいる家なら、窓を開けたり、掃除をしたり、水を使ったりします。
でも空き家になると、それがなくなります。
久しぶりに玄関を開けたら、「なんか、におう……」湿気っぽい、カビが出ている、虫がいる、そんなこともあります。

さらに屋根や外壁などに不具合があっても、誰も住んでいないので気づくのが遅れます。
小さな雨漏りだったものが、しばらくして天井や床まで傷んでいた、ということもあります。
「誰も住んでいない家」は意外と分かります
草が伸びている。
郵便物がたまっている。
夜になっても電気がつかない。
雨戸がずっと閉まっている。
こうした状態が続くと、空き家であることが外から分かりやすくなります。

防犯の面でも、長期間まったく様子を見ない状態は避けたいところです。
たまに家へ行って、窓を開ける、郵便物を確認する、庭を見る、建物の周りを一周する。
これだけでも違います。
そして、ある日ご近所から連絡が来る
空き家を放置していて困るのは、家の所有者だけとは限りません。
「木の枝がこちらまで伸びています」、「草がすごいですよ」、「屋根の一部が落ちそうです」など、近所の方に迷惑をかけてしまうこともあります。

実家が遠方にある場合、「近所の人から連絡をもらって、久しぶりに見に行った」ということにもなりかねません。
できれば、そうなる前に状態を確認しておきたいところです。
「空き家=すぐ売る」ではありません
ここまで読むと、「じゃあ早く売らないと」と思うかもしれません。
でも、必ずしもそういう話ではありません。
将来また家族が使うかもしれない。
しばらく残しておきたい。
売却するか家族でまだ決まっていない。
それでも構いません。

 

大切なのは、「何もしないまま忘れてしまわないこと」だと思います。
残すのであれば、残すなりの管理が必要です。
売るのであれば、そのための準備があります。
解体するのであれば、解体する前に確認しておいた方がいいこともあります。
久しぶりに実家へ行ってみませんか?
空き家になってから、しばらく実家へ行っていない。
そんな方は、一度様子を見に行ってみるといいかもしれません。
玄関を開ける、窓を開ける、家の中を見る、庭を見る、建物の周りを歩いてみる。
そして、「この家、これからどうしようか」と考えてみる。
空き家の整理は、そこから始まります。
「まだ大丈夫」と思っているうちに一度確認しておくと、その後の選択肢も考えやすくなります。

次回のブログはコチラ→<空き家の基礎知識③>実家の片付け、どこから手をつける?
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2026年08月08日 01:38