農地・土地利用の調査・許認可申請をサポートします。

農地・土地利用の調査・許認可申請をサポートします。

ホームブログ ≫ <空き家の基礎知識①>実家が空き家になった。さて、どうする? ≫

<空き家の基礎知識①>実家が空き家になった。さて、どうする?

5034544_m (1)
親が施設に入った。
親が亡くなった。
子どもたちはみんな県外に住んでいる。
そんなことをきっかけに、突然「実家」が空き家になることがあります。

昨日まで普通の実家だったのに、住む人がいなくなると、「この家、これからどうする?」という問題が出てきます。
売る?
貸す?
そのままにする?
解体する?
でも、いざ考えてみると、何から手をつければいいのか分かりません。
しかも実家には、家だけではなく、いろいろなものが残っています。
とりあえず、家の中を見てみる
久しぶりに実家へ行ってみると、「こんなに物あったっけ?」と思うことがあります。
タンス、布団、食器、昔のテレビ、使っていない家電、押し入れを開ければ、何十年も前の物が出てくる。

さらに、「これは捨てていいの?」「これは誰の?」という物まで出てきます。
ここで勢いに任せて全部捨てるのは、ちょっと待った方がいいかもしれません。
通帳や印鑑、保険の書類、不動産関係の書類など、大切なものが紛れていることもあります。
まずは「片付ける」というより、何があるのかを見るくらいから始めてもいいと思います。
家だけだと思ったら、田んぼまであった
実家を整理していると、「そういえば、あそこの田んぼも親父の名義だったな」なんて話が出てくることがあります。
家の裏に畑、少し離れたところに田んぼ、さらに山林まで、実家の問題だと思っていたら、土地の問題まで出てきます。

特に田んぼや畑は、「使わないから売ればいい」と簡単にいかないことがあります。
農地には農地のルールがあります。ですから、実家を整理するときは、家だけではなく、「ほかに土地はなかったかな?」と一度確認してみるといいでしょう。
「この家、誰の名義だっけ?」
これも意外と大事です。
ずっと親が住んでいたから、当然親の名義だと思っていた。
ところが調べてみたら、土地は父親、建物はおじいちゃん、なんてこともあります。
昔からある実家ほど、名義がそのままになっていることがあります。

売るにしても、貸すにしても、まず「誰のものなのか」が分からないと話が進みません。土地や建物の登記を一度確認してみましょう。
「古いから壊そう」は、ちょっと待って

誰も住まないし、建物も古い「だったら壊して更地にした方がいいんじゃない?」そう考えるのも自然です。
ただ、ここは少し注意が必要です。

土地によっては、建物を壊したあとに、「新しく家を建てようと思ったら、簡単には建てられなかった」ということもあります。
特に市街化調整区域にある実家などは、建物が建った経緯などを確認した方がよい場合があります。
ですから、「古いから、とりあえず壊す」ではなく、壊す前に一度土地のことも確認しておいた方が安心です。

売るかどうかは、あとで考えてもいい
空き家になると、「早く何とかしなきゃ」と思ってしまいます。
でも、最初から答えを出す必要はありません。
まずは、
・家の中に何があるか
・土地と建物は誰の名義か
・田んぼや畑はないか
・建物はどんな状態か
・これから誰が管理するのか

このあたりを確認してみましょう。


そうすると、「これは売った方がよさそうだ」、「しばらく残しておこう」、「まず農地のことを考えないと」など、少しずつやることが見えてきます。

実家の問題って、意外といろいろあります
空き家というと「誰も住んでいない家」の話だけに思えます。
でも実際に整理してみると、家がある、荷物がある、土地がある、田んぼがある、名義の問題もある、そして家族それぞれの考えもある。
なかなか一筋縄ではいきません。

だからこそ、全部を一度に片付けようとせず、「まず、今どうなっているのか見てみる」ここから始めればいいと思います。
実家が空き家になった。

さて、どうする?まずは家の中と土地を見ながら、一つずつ整理していきましょう。

次回のブログはコチラ→<空き家の基礎知識②>空き家をそのままにすると、どうなる?
ご相談はコチラ→実家の相談したい
2026年08月08日 01:07