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第2回 <農家住宅・分家住宅の用途変更をめぐる話>住めていたのに、なぜ「使えない」と言われるのか

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こんにちは、宮城県大崎市岩出山で行政書士をしている大場です。

農家住宅・分家住宅の相談で、だいたい100%出てくるのが、このセリフです。
「え?今まで普通に住んでましたよね?」、「なんで急に“使えない”って言われるんですか?」……
はい、それ、全員そう思います。
まず言わせてください
「住めていた」のは事実です
ここ、誤解しないでください。
・親が住んでいた
・家族で普通に暮らしていた
・何十年も問題なかった
これは全部、本当です。
「昔は違反だった」、「実はダメだった」そんな話ではありません。
じゃあ、何が変わったのか?

・家ですか?
変わってません。

・場所ですか?
 変わってません。

・屋根?壁?
 そのままです。

変わったのは、ただ一つ。
 住む人です。
農家住宅は「会員制住宅」みたいなもの

ここで、たとえ話をします。

農家住宅・分家住宅って、イメージ的にはこうです。
「農家限定の会員制住宅」

・農家です
→ はい、どうぞ住んでください

・農業をやってます
→ OKです

という前提で特別に入会できた家なんです。

親は「会員」だった
親世代は、
・農家だった
・農業をやっていた

つまり、ちゃんと会員資格があった

だから何の問題もなく、普通に住めていました。

相続・売却で「会員が変わった」
ところが、
・相続して
・農業をやらない子どもが住む
・もしくは
・第三者が買う
この瞬間、「あれ?この人、会員でしたっけ?」という確認が入ります。
ここで、「会員じゃないですね」となると、「そのままでは使えません」という話になる。
「今までOKだった」は、関係ない

ここ、つらいところです。
「今まで何も言われなかったのに!」という気持ち、めちゃくちゃ分かります。

でも行政の頭の中は、こうです。
・昔 → 会員が条件を満たしていた
・今 → 会員が変わった

 だから確認しているだけ意地悪でも、後出しでもありません。

「使えない」=「終わり」ではありません
ここ、大事です。
「使えない」と言われても、
・追い出される
・すぐ違反
・家を壊せ
ではありません。
意味はこれです。
「今の使い方に合うように、ちゃんと整理しましょう」
その整理の一つが、用途変更です。

農家住宅・分家住宅の用途変更

次回のブログはコチラ⇒第3回 <農家住宅・分家住宅の用途変更をめぐる話>用途変更って、何を変更する話?

2026年01月21日 23:24

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