<宮城版>農地転用(追認)ブログシリーズ 第5回<最終回>|農地転用(追認)申請成功のための事前チェックリスト

こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
本日の農地転用(追認)ブログシリーズは最終回です。
第5回<最終回>のテーマは、農地転用(追認)申請成功のための事前チェックリストについてです。
前回のブログはコチラ⇒第4回|農地転用(追認)のリスクと注意点
それでは、始めていきましょう。
駐車場や資材置き場の農地転用(追認)申請は、通常の農地転用よりも審査が厳しく、提出資料も多くなります。
しかし、申請前の準備をしっかり行えば、許可取得の可能性は大きく上がります。
今回は、農地転用(追認)申請を成功させるための事前チェックリストをまとめました。
1. 土地・区域の確認
☑ 都市計画区域内かどうか(市街化調整区域は要注意)
☑ 農業振興地域(農振地域)かどうか
→ 農振地域なら「農振除外手続き」が必要
☑ 用途地域の制限(駐車場・資材置き場が可能か)
2. 現況・工事内容の把握
☑ コンテナ・フェンス・照明などの構造物設置の有無
☑ 利用開始日と経緯を把握しているか
☑ 利用面積・区画割りが明確になっているか
3. 関係者の同意・権利関係
☑ 賃借の場合は賃貸契約書があるか
☑ 複数人共有地の場合、全員の承諾があるか
4. 必要書類の準備
☑ 公図・登記事項証明書
☑ 位置図(住宅地図 or Googleマップ)
☑ 現況写真(全景・周辺道路・敷地内)
☑ 平面図(駐車区画・資材置場配置図)
☑ 理由書<始末書>(やむを得ない事情+今後の管理計画)
☑ 工事内容説明書(舗装や整地の場合)
5. 他法令の確認
☑ 道路法・河川法・景観条例などの制限はないか
☑ 盛土規制法や砂防法の対象区域かどうか
6. 提出スケジュール
☑ 名取市は農業委員会開催の5日前、大崎市は10日前など自治体ごとの違いを確認
☑ 申請から許可までの期間を考慮して計画
今回のチェックリストを使えば、申請時に指摘される可能性を減らし、スムーズな許可取得につながります。
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農地転用(追認)|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山