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<宮城版>農地一時転用ブログシリーズ 第6回最終回|一時転用で失敗しないためのチェックリスト

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こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
本日は最終回になります。

第6回最終回のテーマは、一時転用で失敗しないためのチェックリストについてです。

前回のブログはコチラ⇒第5回|原状回復の方法と完了報告の注意点

それでは、始めていきましょう。

農地一時転用は、申請から原状回復までの一連の流れを正しく進めることが大切です。
しかし実務では、「必要な確認を飛ばした」「スケジュールを甘く見た」などの理由でトラブルになるケースも少なくありません。

そこで今回は、宮城県での一時転用で失敗しないためのチェックリストをまとめました。

1. 申請前の確認
項目 確認内容
土地の位置 市街化区域か市街化調整区域か
農用地区域 農振除外が必要かどうか
土地の地目 「田・畑」かどうか、登記事項証明書で確認
所有者 名義人と申請者が一致しているか
用途 農業以外の利用目的が明確か
利用期間 通常3年以内か、延長予定があるか
2. 書類作成時の注意
項目 確認内容
位置図 周辺の目印や道路名がわかるか
利用計画図 縮尺・方位(北矢印)が入っているか
工程表 着工日・完了日・原状回復日が明記されているか
原状回復計画 土の復元・整地方法が具体的に書かれているか
添付書類 登記事項証明書・委任状(代理申請の場合)がそろっているか
3. 申請スケジュールの管理
・市町村ごとの申請締切日を必ず確認(例:大崎市=毎月10日、名取市=毎月5日)
・農振除外が必要な場合は半年〜1年かかることを想定
・工期と許可期間を一致させる(許可切れ防止)
4. 利用中の注意
・許可条件に沿った利用を続ける
・名取市など一部自治体では6か月ごとの進捗報告が必要
・無断で利用内容を変更しない(例:資材置場→駐車場)
5. 原状回復と完了報告
・利用終了後、砕石・コンクリート・廃材を完全に撤去
・耕作可能な土質・排水性に戻す
・作業前・作業後の写真を必ず撮影
・完了報告書を期限内に提出
6. よくある失敗パターン
失敗例 防止策
農振除外が必要なのに知らず、着手が1年遅れた 申請前に必ず区域確認
工程表に余裕がなく、許可後すぐ着工できなかった 工事開始時期を現実的に設定
原状回復が不十分で再工事になった 復元方法を事前に農業委員会へ相談

<注意>
・一時転用は事前確認・書類精度・スケジュール管理が成功のカギです。
・利用中・終了後も条件を守ることで次回申請がスムーズになります。


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農地一時転用|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
 

2025年08月14日 23:58

行政書士事務所

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