<宮城版>農振除外手続きシリーズ<第6回最終回>|農振除外申請で失敗しないためのチェックリスト【駐車場・資材置き場向け】

こんにちは、行政書士ライフ法務プランニングの大場です。
今回は最終回の宮城県の農振除外手続きブログシリーズ です。
第6回のテーマは、農振除外申請で失敗しないためのチェックリスト【駐車場・資材置き場向け】についてです。
前回のブログはコチラ⇒第5回|農振除外の成功率を上げる準備のコツ【駐車場・資材置き場向け】
それでは、始めていきましょう。
農振除外は、ただ申請書を出すだけでは通らない手続きです。
受付時期や必要書類の準備不足で半年〜1年遅れることもあります。
以下のチェックリストを使えば、申請前に漏れなく準備ができているか確認できます。
1. 受付時期・スケジュールの確認
市町村の受付時期を確認した(年〇回、〇月受付)
事前相談の期限も確認済み(受付〇か月前など)
除外決定後の農地転用申請までの全体スケジュールを逆算している
2. 事前調査の実施
対象地が農業振興地域に含まれているか確認済み
都市計画(市街化区域/調整区域)を確認済み
他法令(河川法、砂防法、盛土規制法など)の規制有無を確認済み
3. 用途計画の明確化(駐車場・資材置き場)
駐車台数・区画サイズを具体的に設定
資材の種類・保管方法・高さ制限を決めている
農道・水路への影響回避策を盛り込んでいる
景観・安全対策(フェンス、防草、防塵、防犯)を計画済み
4. 必要書類・図面の準備
農振除外申請書(市町村所定様式)
位置図(1/25,000程度)
公図写し
登記事項証明書(土地全部事項)
土地利用計画図(1/500~1/1,000程度)
現況写真(全景・周辺・道路・水路)
利用目的説明書(用途に応じて)
委任状(行政書士に委任する場合)
5. 事前相談で確認すべき事項
審査基準(特に用途・面積・形状の条件)
周辺農地への影響評価の考え方
代替地利用の可能性有無
必要に応じた図面修正の指示
農振除外は「受付時期を押さえる」「計画を具体化する」「事前相談を徹底する」この3つが成功のカギです。
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農振除外の申請|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
2025年08月13日 02:18