<よくある相談(実家・生前整理編)⑭> 実家の生前整理、何から始めればいい?
「そろそろ実家の生前整理をした方がいいかな」そう思っても、「でも、何から始めればいいんだろう?」となりますよね。
生前整理というと、「いらない家具を捨てる」「押し入れを片付ける」「着なくなった服を処分する」といった家の片付けを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
でも、実家の生前整理は家の中の物を片付けるだけではありません。
まずは親と実家のことを話してみる
いきなり、「この家、将来どうするの?」と聞くと、少し話しにくいかもしれません。まずは、
「この家には、これからも住み続けたい?」
「もし施設に入ることになったら、この家はどうしたい?」
「田んぼや畑は今どうしているの?」
そんな話からでもいいと思います。
大切なのは、親が元気なうちに、実家についてどう考えているのかを家族が知っておくことです。
国土交通省も、空き家で困らないためには、元気なうちから住まいの将来について家族で話し合うことが大切としています。
次に、大切な書類を探してみる
実家には、いろいろな書類があります。その中でも、
・固定資産税の納税通知書や課税明細書
・土地・建物の登記に関する書類
・土地の図面
・昔の売買契約書
・田んぼや畑に関する書類
などは、一か所にまとめておくと分かりやすくなります。
「何の書類か分からない」というものも、すぐに捨てない方がよいでしょう。
後から土地や建物を確認するときの手掛かりになることがあります。
実家の「土地」も忘れずに
家の中をきれいにして、「これで生前整理は終わり!」……ではないです。特に農家の実家では、家が建っている土地だけではなく、田んぼや畑を持っていることがあります。
子どもは「田んぼがあるのは知っているけど、場所までは分からない」ということもあります。
親が元気なうちに、どこに土地があるのか、田んぼや畑は誰が使っているのか、誰かに貸している土地はないかなども確認しておくと、将来の整理がしやすくなります。
「実家を将来どうするか」も少しずつ考える
生前整理をしていくと、「この家、将来誰か住む?」という話も出てきます。・家族の誰かが住むのか
・そのまま残すのか
・誰かに貸すのか
・将来売却するのか
今すぐ決める必要はありません。
ただ、親が元気なうちに希望を聞いておくことで、将来家族だけで悩むことを減らせます。
行政書士がお手伝いできる「生前整理」もあります
行政書士が家具や家財を処分するわけではありません。当事務所がお手伝いするのは、実家に関する書類や土地・建物・農地、これから必要になりそうな手続きを整理することです。
たとえば、
・「親がどんな土地を持っているのか分からない」
・「田んぼや畑もあるけど、どうすればいい?」
・「実家について家族で決めたことを書面にしておきたい」
といったことです。
そして、将来実家を売却することになれば不動産会社へ、相続登記などが必要になれば司法書士へというように、次にどこへ相談すればよいのかを整理することも大切です。
生前整理は「捨てる」だけではありません
実家の生前整理というと、どうしても片付けが中心になりがちです。でも、
・家財を整理する
・大切な書類を整理する
・土地・建物・農地を確認する
・親の希望を聞いておく
ここまでやっておくと、実家の将来がずっと分かりやすくなります。
「実家の生前整理をしたいけど、何から手をつければいいのか分からない」そんな段階からでもご相談ください。
実家の片付けだけではなく、土地・建物・農地や書類も含めた「実家の生前整理」を一緒に考えていきます。
次回のブログはコチラ→<よくある相談(実家・生前整理編)⑮> 実家の生前整理、家財の片付けや買取も相談できる?
ご相談はコチラ→施設入所後の実家を相談したい
2026年08月23日 14:33
