<宮城県版 市街化調整区域の基礎知識 第8回>昔からある家なら、自由に使えるの?
確かに、市街化調整区域には何十年も前から建っている住宅や建物がたくさんあります。
では、そのような建物なら、「建て替えも自由」「お店にしても大丈夫」「誰にでも売れる」本当にそうなのでしょうか。
答えは、「必ずしもそうではありません。」です。
実は、市街化調整区域では、昔から建っている建物にもルールがあります。
そのルールを考えるうえで大切になるのが、「既存建築物」という考え方です。
「古い建物」と「既存建築物」は同じではない
「築50年だから既存建築物」実は、このような単純な話ではありません。大切なのは、建物の古さではなく
・いつ建てられたのか
・どのような手続きで建てられたのか
・どのような目的で建てられたのか
ということです。
例えば、同じ時期に建てられた住宅でも、建築された経緯によって、できることが違う場合があります。
つまり、「昔からある建物=何でも自由にできる建物」ではないということです。
「まず建物の履歴を調べる」が大切
「この建物は建て替えできるの?」「子どもに譲って住んでもらえる?」「お店として使える?」このような相談では、まず建物の履歴を確認することから始まります。
建物がいつ、どのような手続きで建てられたのかが分からなければ、できること・できないことを判断できないからです。
「古い家だから大丈夫」と自己判断せず、まずは建物の履歴を確認することが、市街化調整区域ではとても大切です。
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2026年07月24日 01:39
