<農家の相続シリーズ(農地専門の行政書士が教える対策)>㉕貸すという戦略
農地相続の話になると、「売るか、残すか」この二択で考えてしまう方が多いです。
ですが、もうひとつの選択肢があります。
それが・・・貸すという戦略です。
今日は、この貸すという考え方を整理してみましょう。
貸す=消極的ではない
「売るのは迷う。でも自分では耕作しない。」そのときに出てくるのが貸すという選択です。
ですがこれは、中途半端な妥協ではありません。
むしろ、
✔ 土地を活かす
✔ 所有権は残す
✔ 管理負担を減らす
という、非常に合理的な戦略です。
貸すメリット
農地を貸すと・耕作が続く
・荒れない
・地域との関係が保たれる
さらに
・固定資産税の一部が実質的にカバーされる
・将来の選択肢を残せる
売却と違い、戻れる可能性があるのが特徴です。
ただし、誰にでも貸せるわけではない
農地は、自由に貸せる土地ではありません。
✔ 借り手が農業をする人か
✔ 条件を満たしているか
✔ 手続きが必要
ここを曖昧にすると、後でトラブルになります。
向いているケース
貸す戦略が向いているのは、
・将来、子どもが戻る可能性がある
・すぐ売る決断はできない
・地域で耕作希望者がいる
「今は使わないが、完全に手放したくない」そんなときに有効です。
貸すにも設計が必要
貸すと決めたら
✔ 契約内容
✔ 期間
✔ 更新条件
✔ 管理責任
口約束ではなく、きちんと形にする。
これが後の安心につながります。
農地のこれからでお悩みの方へ
「農地、このままで大丈夫?相談」では、貸すという選択の可否判断から、契約整理までサポートしています。売るか迷っている、残すのも不安、そんなときこそ、貸すという選択肢を一度整理してみませんか。
お問い合わせ|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
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2026年02月15日 16:00
