<農家の相続シリーズ(農地専門の行政書士が教える対策)>㉒相続前にやるべき最強の準備
こんにちは、農地専門の行政書士の大場です。
ここまで、農地相続の現実をお伝えしてきました。
・共有は危険
・売れないことがある
・耕作しないと負担になる
相続前にできる、最強の準備は何か?
難しい制度の話ではありません。
実は、とてもシンプルです。
最強の準備とは?
結論から言います。
「方向性を決めておくこと」これが最強です。
書類でも、手続きでもありません。
・この農地を残すのか
・貸すのか
・売る可能性があるのか
これだけで、相続の難易度は一気に下がります。
なぜ方向性が重要なのか?
相続で揉める原因の多くは、
✔ 情報不足
✔ 本音の未共有
✔ 目的の不一致
です。
例えば、親は「残したい」と思っている。子は「正直、管理できない」と思っている。
このギャップが、相続後に爆発します。
だからこそ、元気なうちに一度だけでも話す。
それが最強の対策です。
やることはたった3つ
① 農地の現状を把握する(区域・区分・面積・借り手の有無)
② 子どもの意思を確認する
(継ぐ意思があるかどうか)
③ 将来の方向性を仮決めする
(売る/貸す/残す)
完璧な答えは必要ありません。
「仮」でいいのです。
方向が見えているだけで、相続は劇的に楽になります。
遺言より前にやること
よく、「遺言を書いたほうがいいですか?」と聞かれます。もちろん大切です。
ですが順番があります。
方向性が決まっていない遺言は、逆に混乱を生むことがあります。
まずは、家族の意思確認、これが先です。
準備とは“安心の設計”
相続前の準備とは、財産を守ることだけではありません。家族関係を守ること、それが本質です。
農地は感情が入りやすい財産です。
だからこそ、静かに整理しておくことが重要です。
農地のこれからでお悩みの方へ
「農地、このままで大丈夫?相談」では、相続前の整理・方向性づくりをサポートしています。何から始めればいいか分からない、そんな段階でも大丈夫です。
まずは現状の見える化から始めましょう。
お問い合わせ|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
次回のブログはコチラ⇒<農家の相続シリーズ(農地専門の行政書士が教える対策)>㉓遺言を書くべき農家の特徴
2026年02月15日 15:07
