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<農家の相続シリーズ(相続の基礎)>⑥相続が発生した瞬間にやること

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こんにちは、農地専門の行政書士の大場です。

相続は、ある日突然やってきます。
昨日まで普通に話していたのに、今日から「相続」という現実に向き合うことになる。

気持ちの整理がつかないまま、手続きの話が始まります。
今日は・・・
相続が発生した瞬間に、まず何をすればいいのか。
農地があるご家庭向けに、シンプルにお伝えします。

① まずは慌てない

一番大事なことから言います。
すぐに動かなくて大丈夫です。
役所手続きや名義変更は必要ですが、焦って判断する必要はありません。
特に農地は、

・すぐ売らなければならない
・今すぐ分けなければならない

というものではありません。

まずは気持ちを落ち着けることが第一です。

② 相続人を確認する

次にやることは、相続人の確認です。
・配偶者
・子ども
・場合によっては兄弟姉妹
誰が相続人になるのかを整理します。
ここを曖昧にすると、後で大きなトラブルになります。
農地がある場合は特に重要です。

③ 財産を把握する(ここが重要)

農地相続で一番多い問題は、
「どこに、どれだけの農地があるか分からない」というケースです。

まずは一覧にしてください。
・所在地
・面積
・貸しているかどうか
・固定資産税額

把握するだけで、全体像が見えてきます。
ここを飛ばして話し合いを始めると、必ず混乱します。

④ すぐに“分けない”

よくあるのが、「早く名義を決めよう」という流れです。
ですが農地は、すぐに分けるほど難しくなることがあります。
・誰が継ぐのか
・継がない場合どうするのか
・売却の可能性はあるのか
方向性を決めてから動くことが大切です。
焦って共有にすると、将来さらに動きにくくなります。

⑤ 農地特有のポイントを忘れない

農地は一般の土地と違います。

・売るにも許可が必要
・貸すにも条件がある
・勝手に用途変更できない
つまり、「相続したら自由にできる」わけではありません。
ここを知らないまま進めると、後で困ります。
だからこそ、早い段階で方向性を整理することが重要です。

最も大切なのは“順番”

相続で失敗するケースの多くは、順番を間違えています。
・ いきなり分ける
 ・とりあえず共有
 ・とりあえず名義変更
ではなく、
① 相続人確認
② 財産把握
③ 方向性整理
④ 必要な手続き

この順番が基本です。

お問い合わせ|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
次回のブログはコチラ<農家の相続シリーズ(相続の基礎)>⑦遺言書がある場合・ない場合の差

2026年02月14日 18:27