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農地の謎を調べてみた③ 何十年も耕作していないのに、なぜ「農地」のまま?

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「この畑、もう30年以上使っていないよ」現地へ行ってみると、草が生い茂り、場所によっては木まで生えている。
どう見ても、田んぼや畑には見えません。
そこで出てくるのが、「これでも農地なの?」という疑問です。

 
何年使わなければ農地ではなくなる?
「10年?」
「20年?」
「30年?」
実は、何年間耕作しなければ自動的に農地ではなくなる、という決まりはありません。
そのため、「30年間使っていないから、もう農地ではない」とは簡単には判断できません。
「20年以上なら非農地証明が取れる」は本当?
ここでもう一つ、よく誤解されやすいポイントがあります。
当事務所のある宮城県大崎市では、非農地証明の基準の一つとして、おおむね20年以上耕作放棄され、将来的にも農地として使用することが困難で、農地行政上特に支障がないと認められる土地が定められています。では、「20年以上使っていなければ、非農地証明が取れるの?」というと、そう単純ではありません。

たとえば、耕すことで農地に戻せる土地や、農業生産力の高い農地・集団性のある農地の中にある土地などは、大崎市では非農地証明を交付しないとされています。
つまり、「20年」という年数だけで決まるわけではないのです。
草や木が生えていても、見た目だけでは分からない
・草だらけだから
・木が生えているから
・何十年も耕作していないから
それだけで、「もう農地ではない」と判断することはできません。
反対に、土地の状態によっては、農地として利用することが難しくなっている場合もあります。
だからこそ、現在の土地の状態やこれまでの経緯を確認する必要があります。
「昔から使っていないから大丈夫」は注意
「ずっと畑として使っていないんだから、駐車場にしても大丈夫でしょう」そう考えてしまうのは注意が必要です。
農地として扱われる土地を別の用途に利用する場合には、農地転用の手続きが必要になることがあります。
・30年使っていない
・草だらけになっている
・木まで生えている

それでも、見た目や年数だけでは判断できない。
これもまた、「農地の謎」の一つです。

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2026年09月03日 23:30

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