<超わかりやすい!市街化調整区域②> なぜ市街化調整区域なんて作ったの?
市街化調整区域に建物を建てるときなどは、いろいろなルールがあります。
でも、「そもそも、なんでこんな区域を作ったの?」と思いますよね。
その理由を知ると、市街化調整区域の仕組みがぐっと分かりやすくなります。
昔、街がどんどん広がりました
日本では、特に高度経済成長期に都市へ多くの人が集まり、郊外にも住宅地が広がっていきました。
ここで問題になるのが、計画なしに街が広がってしまうことです。
たとえば、広い土地に、ここに家、少し離れて、ここにも家、さらに離れた場所にも、また家、というように、住宅などがバラバラに増えていったらどうでしょう。
道路などの整備も、効率よく進めにくくなります。
このように、街が無秩序に広がっていくことを「スプロール」と呼びます。
難しい言葉なので、「街がバラバラに広がってしまうこと」と覚えておけば十分です。
「街をつくる場所を分けよう」
そこで考えられたのが、街を計画的につくっていく仕組みです。
都市計画法では、無秩序な市街化を防ぎ、計画的な市街化を図るため、都市計画区域を「市街化区域」と「市街化調整区域」に分ける制度があります。
これを区域区分(線引き)といいます。
これを区域区分(線引き)といいます。
簡単にイメージすると、
市街化区域→ 街として整えていく場所
市街化調整区域→ 街がむやみに広がらないようにする場所
です。
法律でも、市街化調整区域は「市街化を抑制すべき区域」とされています。
だから、いろいろなルールがある
ここが一番大切です。
市街化調整区域のルールは、「意地悪をして家を建てさせないため」にあるわけではありません。
もともと、「街が無秩序に広がらないようにしよう」という目的で設けられた区域だから、建物を建てる場合などにルールがあるのです。
この理由が分かると、これから勉強する開発許可・用途変更・建替え・増築などの話も理解しやすくなります。
今日覚えるのはこれだけ!
市街化調整区域があるのは、街がバラバラに広がるのを防ぎ、計画的に街をつくるため
まずはこれを覚えておけば十分です。
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2026年08月26日 23:23
