農地・市街化調整区域・実家に関するお悩みについて、調査から必要な手続きまでサポートします。

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<よくある相談(実家編)⑫> 施設に入った親はもう実家に戻らない。まず何をすればいい?

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親が施設に入り、しばらく様子を見ていたけれど、「もう実家に戻って暮らすことはなさそう」となったとき
今度は、誰も住まなくなった実家をどうするか考えることになります。

でも、いきなり家を売ったり、荷物を全部片付けたりする必要はありません。
まずは、実家の中身を一つずつ整理するところから始めてみましょう。
① 大切な書類を探しておく
実家には、土地や建物に関係する書類が残っていることがあります。
たとえば、
・登記関係の書類
・固定資産税の納税通知書や課税明細書
・土地の図面
・昔の売買契約書
・農地に関する書類

などです。
「何の書類か分からない」というものがあっても、すぐに捨てない方がよいでしょう。
後から土地や建物を調べるときの手掛かりになることがあります。
② 家の中の物を確認する
次は家財です。
家具や家電だけではなく、通帳、印鑑、保険関係の書類、写真、思い出の品などもあります。
全部一気に片付けようとすると大変です。
まずは、
「残すもの」
「家族で確認するもの」
「処分してよいもの」

くらいに分けてみると進めやすくなります。
③ 土地や建物のことも確認する
実家そのものについても確認しておきましょう。
「土地と建物は父の名義だと思っていた」「家の隣の畑も親の土地だった」など、調べて初めて分かることもあります。
特に農家の実家では、住宅だけではなく、田んぼや畑を別の場所に持っていることもあります。
実家を整理する機会に、土地・建物・農地についても一度確認しておくと、その後を考えやすくなります。
④ 誰も住まない間、どうするか決める
売却するにしても、片付けるにしても、すぐに終わるとは限りません。
その間も実家はそこにあります。
「誰が見に行く?」
「庭はどうする?」
「台風の後は誰が確認する?」
こうしたことも考えておきたいところです。
遠方に住んでいて頻繁に帰れない場合には、家族だけで無理をせず、現地確認などを頼む方法もあります。
⑤ 親本人の意思も確認しておく
「もう実家には戻らない」となっても、親名義の実家であれば親本人の意思は大切です。
「家は売っていい」、「この荷物は残してほしい」、「田んぼは○○さんに貸している」など、親にしか分からないこともあります。
話ができるうちに聞いておくと、後になって家族が困ることを減らせます。
また、本人の判断能力によっては、成年後見制度などが関係する場合もあります。
「全部片付けよう」ではなく「まず整理しよう」
親が実家に戻らないことが決まると、「早く何とかしなければ」と思ってしまうかもしれません。
でも、最初から全部を決める必要はありません。
まずは、
→書類を探す
→ 家財を確認する
→ 土地・建物・農地を確認する
→ 誰も住まない間のことを考える

このくらいから始めてみましょう。

当事務所では、施設入所後の実家について、土地・建物・農地に関する資料を確認しながら、「何を確認すればいいのか」「次にどんな手続きや相談が必要なのか」を整理するお手伝いをしています。

「親はもう実家に戻らない。でも、何から始めればいいのか分からない」
そんな段階からでもご相談ください。

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2026年08月22日 22:32

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