<よくある相談(実家編)⑩> 実家の土地を調べたら、登記と違う使い方をしていました。どうすればいい?
昔から家族がそのように使っていると、「ずっとこの状態だったから問題ないだろう」と思ってしまいますよね。
でも、登記の内容と現在の土地の使い方が違っている場合は、なぜ違っているのかを確認することが大切です。
まずは登記の「地目」を確認します
土地の登記事項証明書には、地目が記載されています。たとえば、
・宅地
・田
・畑
・山林
・雑種地
などです。
まずは、登記上どのような土地になっているのかを確認し、現在の使われ方と比べてみます。
「田」「畑」なのに別の使い方をしていたら?
特に注意したいのが、登記上の地目が「田」や「畑」になっている場合です。たとえば、
畑 → 宅地
畑 → 駐車場
田 → 資材置場
など、農地以外の用途で使われていることがあります。
この場合は、過去に農地転用の許可や届出がされているかを確認します。
農地転用していても「畑」のままの場合があります
ここは少し分かりにくいところです。過去にきちんと農地転用の手続きをしていても、その後に地目変更登記をしていなければ、登記上は「田」「畑」のまま残っていることがあります。
つまり、「登記が畑だから、無断で転用した」とは限りません。
まずは過去の農地転用の手続きについて確認することが必要です。
農地転用の手続きが確認できなかったら?
調べても農地転用の許可や届出が確認できず、農地を庭や駐車場などとして使っている場合には、現在の土地の状況や、いつ頃からその使い方をしているのかなどを整理します。そのうえで、農業委員会などに確認し、必要な対応を検討していきます。
土地によって状況は違うため、「昔からこの使い方だから大丈夫」と決めつけず、一度確認してみることが大切です。
農地以外にも違いが見つかることがあります
実家の土地を調べていると、農地以外にも、「思っていた土地の名義と違った」
「土地が何筆かに分かれていた」
など、初めて分かることがあります。
内容によって必要な手続きや相談する専門家も変わります。
まずは「なぜ違っているのか」を調べる
登記と現在の土地の使い方が違っていても、すぐに何かの手続きが必要とは限りません。まずは、
・現在の登記はどうなっているのか
・今はどのように使っているのか
・過去にどのような手続きをしているのか
を確認するところから始めます。
当事務所では、実家の土地・建物・農地について資料を確認し、農地転用の履歴や現在の利用状況を整理したうえで、必要となる手続きを確認しています。
「実家の土地を調べたら、登記と使い方が違っていた」そんな場合も、まずは調査からご相談ください。、
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2026年08月20日 23:00
