<農地を譲りたい・引き継ぎたい方の基礎知識 第8回> 農業経験がない子どもでも農地を引き継げるのでしょうか?
「子どもは会社員ですが、農地を引き継ぐことはできますか?」これは、ご相談の中でも特に多い質問です。
結論から言うと、農業経験がないからといって、必ずしも許可が受けられないわけではありません。
しかし、農地の面積や営農計画などによって判断は大きく変わります。
農地の広さによって求められる内容が変わることがあります
私がこれまで手掛けた案件では、1,000㎡を超える農地については、農業経験がない方だけで農地を取得することは難しく、農業委員会から慎重な審査が行われました。その際には、
・農業経験のある方から指導を受けられること
・地域で営農について相談できる方がいること
などが重要なポイントになりました。
もちろん、これはすべての市町村で共通というわけではなく、地域や農地の状況によって判断は異なります。
小規模な農地であれば許可されるケースもあります
一方で、比較的小規模な農地であれば、会社員として働きながら休日を利用して耕作し、自家消費を目的とする営農計画で許可を受けられるケースもあります。
このような場合でも、・農作業に継続して従事できること
・農業の指導を受けられる環境があること
・農地を適切に管理できること
などについて確認されます。
「子どもだから大丈夫」と考えないことが大切です
親から子への引継ぎであっても、農地法第3条の許可要件を満たす必要があります。「親子だから許可されるだろう」と考えて手続きを進めるのではなく、事前に農業委員会へ相談し、必要な準備を確認しておくことをおすすめします。
農地の面積や利用方法、ご家族の状況によって、必要となる準備は異なります。
早めに相談することで、安心して手続きを進めることができます。
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2026年08月05日 21:59
