<農家の相続シリーズ(子どもに困らせないための選択)>㉚子どもに困る農地を残さないために、今できること
ここまで、農家の相続について30回にわたりお伝えしてきました。
今回で農家の相続シリーズ最終回(30回シリーズ)になります。
・共有のリスク
・売れない農地の現実
・貸すという戦略
・転用という選択
・遺言の意味
・専門家に相談する価値
子どもに困る農地を残さないために、今できること。
難しいことではありません。
① まず「現状」を知る
最初の一歩は、とてもシンプルです。✔ 市街化区域か調整区域か
✔ 農地区分は何か
✔ 貸せる可能性はあるか
✔ 売却の現実性はあるか
感覚ではなく、事実で見る。
ここを整理するだけで、将来の不安は大きく減ります。
② 子どもの本音を聞く
次に大切なのは、継ぐ意思があるかどうか。親の期待と、子どもの現実が違うことは珍しくありません。
・本当は管理できない
・負担になるのが不安
・売却も選択肢にしたい
こうした本音を、元気なうちに聞くことです。
これが何よりの対策です。
③ 方向性を決める
残すのか。貸すのか。
売るのか。
転用するのか。
完璧な答えでなくて構いません。
「今の段階ではこう考えている」、それだけでも十分です。
方向性がある相続は、揉めにくい。
これは現場で何度も見てきた事実です。
④ 迷ったら相談する
農地は、・制度が絡み
・区域が絡み
・区分が絡む
複雑な財産です。
だからこそ、「なんとなく大丈夫」ではなく、一度整理することが大切です。
相談は、契約ではありません。
確認するだけでも、価値があります。
一番避けたい未来
避けたいのは、・共有で動かない
・売れないと後で知る
・固定資産税だけ払い続ける
・兄弟で温度差が生まれる
こうした“静かな負担”です。
農地は、悪者ではありません。
放置が問題なのです。
伝えたいこと
このシリーズでお伝えしたかったのは、ひとつです。農地は「守る」だけの時代ではないということです。
考えて、選んで、整える。
それが、次の世代への本当の贈り物です。
農地のこれからでお悩みの方へ
「農地、このままで大丈夫?相談」では、相続前の方向性整理から、売る・貸す・残すの判断までサポートしています。まだ具体的な問題がなくても大丈夫です。
“困る前”の相談が、いちばん価値があります。
お問い合わせ|行政書士事務所ライフ法務プランニング|宮城県大崎市岩出山
農家の相続シリーズ最終回(30回シリーズ)
2026年02月15日 17:40
