建物の登記記録
行政書士の大場です。
本日は
建物の登記記録についてです。
農地転用に関して、建物の登記記録で注目すべき点は
その新築日として記録されている日付です。
古くからの宅地であるにもかかわらず、その敷地の
登記記録が農地のままである場合に、転用許可よりも
非農地証明で役に立つケースがあります。
なお、建物の登記記録は、新築された際に新たに作られ取壊しや
焼失で閉鎖されるのが基本ですが、これらは通常、申請によって
しか登記されないことになるので、登記記録を見るときは現況と
見比べる必要があります。
※非農地証明とは
現況が非農地である土地について、「農地法の適用を受けない土地」であることを
証明してもらうための手続きです。
非農地であることの証明を受けることによって、その土地は農地法の許可を得るこ
となく売買や転用できるようになる制度です。
実務では
「権利部」の登記は司法書士さんの専門分野
「表題部」の登記は土地家屋調査士さんの専門分野になります。
農地転用申請のご相談は
行政書士事務所ライフ法務プランニング
2023年09月04日 15:16