婚活イベントを開くには?~出会いの場としての法的留意点~

行政書士ライフ法務プランニングの農家の婚活カフェ開業サポートをしている行政書士大場です。
今回のテーマは婚活イベントを開くには?~出会いの場としての法的留意点~についてです。
それでは、はじめていきましょう。
婚活イベントを開くには?
~出会いの場としての法的留意点~
「カフェで気軽に婚活イベントを開いてみたい」「農家の男性たちと、移住希望の女性の交流会をしたい」
地方の婚活支援や農家カフェなどと相性の良い「婚活イベント」ですが、実際に開催する際には、いくつかの法的な注意点とトラブル予防の工夫が必要です。
“場の提供”としてのイベント開催のポイント
婚活カフェや農家交流会のような形で、「場の提供」を行う場合には、以下の点をおさえておきましょう。
✅ 参加規約・注意事項の整備
●イベントの目的と内容を明記(あくまで交流の場であること)
●主催者の責任範囲を明確に(※出会いの保証はしない)
●キャンセル規定、禁止事項(迷惑行為など)の明示
✅ 個人情報保護
●参加申込時に氏名や連絡先を取得する場合は、利用目的を明記
●無断で他の参加者に連絡先を開示しない
✅ トラブル対応と保険の検討
●万一のケガや飲食事故に備え、**イベント保険(レクリエーション保険など)**を検討
●苦情対応の体制づくり(連絡先、対応ルール)
✅ 自宅カフェでの開催ならではの注意点
農家の嫁として、自宅カフェで婚活イベントを行う場合、次のような点にも注意が必要です。
●生活空間との導線分離(プライバシー確保)
●参加人数の上限設定(駐車場や消防法との関係)
●イベント時の食事提供内容と、食品衛生責任者の確認
✅ 行政書士としてできる支援
行政書士は、イベント主催にあたって以下のような支援を行っています:
●参加規約・同意書・免責事項の作成
●個人情報管理の整備
●トラブル防止に向けた文書整備や保険選びの助言
●地元自治体との連携(補助金申請・後援名義の取得など)
✅ 出会いの場づくりは、信頼づくりから
婚活イベントは、地域に新しい風を吹き込む力があります。
だからこそ、参加者が安心して交流できるよう、主催者としての責任ある準備と法的な配慮が大切です。
行政書士は、アイデアをカタチにする“縁の下の力持ち”として、あなたの挑戦をサポートします。
だからこそ、参加者が安心して交流できるよう、主催者としての責任ある準備と法的な配慮が大切です。
行政書士は、アイデアをカタチにする“縁の下の力持ち”として、あなたの挑戦をサポートします。
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2025年05月30日 00:03